サマーシェイクス（2001年生、母ボニータ）

サマーシェイクス（2001年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夏の衝撃」。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したボニータが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方9戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の春光特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月3日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月30日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3歳（2004年）

6月6日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

7月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

7月31日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月19日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

11月26日、中9週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、セリノスルーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中0週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のユキノムテキに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2005年）

1月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェロニモに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のケイアイアーチをクビ差振り切って制した。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、春光特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンハートチャージに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月29日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6月12日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

5歳（2006年）

4月20日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた15戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。