ポシドニア（2009年生、母グライドオンヒル）

ポシドニア（2009年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「スペインのイビサ島で見られる植物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したグライドオンヒルが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡部牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月9日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は406kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず16着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のディアエボニーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の本日発売!それでも好きだよ記念（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバーデンバーデンに4馬身の差をつけて優勝

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオンワードリベルタを豪脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったオンワードリベルタに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスプリームブルーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月25日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の健一&加奈結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイセノアラシをクビ差振り切って4勝目を手にした。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、野分スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、「本日IPAT全レース発売中!」とく戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月22日、中3週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた22戦目は、福山なでしこカップ1stステージ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2013年）

1月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月19日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月9日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた26戦目は、晋平記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、菜の花スプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた29戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。