シェナエース（2021年生、母クロススピード）

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンユウファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、シンユウファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、冨田藤男によって495万円で落札された。

山越光厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2023年）

6月26日、デビュー戦は秋元耕成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた4戦目は、國分祐仁騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3歳（2024年）

1月12日、中2週で迎えた5戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月19日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は國分祐仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で國分祐仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた8戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月21日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は國分祐仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で國分祐仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた12戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、サダージに3/4馬身交わされて2着となった。

11月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて抜け出し、最後は2着のキュリエールに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月26日、中4週で迎えた14戦目は、クライマックスリレーin浦和賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は七夕裕次騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスプリングローズをクビ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

4歳（2025年）

1月8日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエリークラウンを3/4馬身振り切って3勝目を収める

2月11日、中4週で迎えた16戦目は、駿光ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。