ブライアンジョー（2013年生、母ソーラーヴィジョン）

ブライアンジョー（2013年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時28歳）と交配したソーラーヴィジョンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の名古屋チャレンジカップライム賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野坂牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、河内孝夫によって1,188万円で落札された。

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月13日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップライム賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランアルバスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4歳（2017年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月18日、中9週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5月21日、中8週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高田城特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい16着に終わった。

7月16日、中7週で迎えた10戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のタイランドカップ（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。