エプソムワンダー（2000年生、母ソシアルヴィオレ）

エプソムワンダー（2000年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋驚異・驚くべきこと」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時13歳）と交配したソシアルヴィオレが13歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石郷岡雅樹。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石郷岡松太郎から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、エプソム愛馬会によって1,270.5万円で落札された。

エプソム愛馬会にて総額2,300万円（11.5万×200口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2003年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

2月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたダブルジェット決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマグネティックマンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。