アドマイヤマリリン（2010年生、母アドマイヤラピス）

アドマイヤマリリン（2010年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時12歳）と交配したアドマイヤラピスが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

8歳のとき、近藤利一から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、GHTによって540万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

3月3日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

8月25日、中8週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。