ライカウィッシュ（2002年生、母ニシケンテンション）

ライカウィッシュ（2002年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「希望を失わない」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼネラリスト（当時9歳）と交配したニシケンテンションが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2004年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ラッキー牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ラッキー牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、広松茂年によって273万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2004年）

8月15日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のギオンビクトリに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月11日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシノヘイローに7馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3歳（2005年）

6月26日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。