ダブルデライト（2004年生、母ロージーレディー）

ダブルデライト（2004年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バラの品種の一つ。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時9歳）と交配したロージーレディーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）昭和牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

当歳のとき、昭和牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

5月20日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

9月2日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

10月21日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた4戦目は、一般C4-6（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、一般C5-5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた6戦目は、一般C5-9（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた7戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-5（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラードロプライマーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、能登ワイン杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で古性秀之騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスズカテキーラにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルパンチに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月11日、連闘で迎えた15戦目は、耕輔&由紀恵結婚333日杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトゥインクルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るスマートシーズンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手中に収めた。

7月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。