チロエ（2010年生、母マジックミラージュ）

Chiloe

2010.04.21

チロエ（2010年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チリの島名」。毛色は芦毛。種牡馬のボーナスフィーバー（当時7歳）と交配したマジックミラージュが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

6月2日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月28日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月10日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般C4-9（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったニシノリアンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月22日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2014年）

3月23日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた10戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-8（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。