ベラジオガルフ（2022年生、母キャンディネバダ）

ベラジオガルフ（2022年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のレイデオロ（当時8歳）と交配したキャンディネバダが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年のヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド園田第2戦(C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月14日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（2025年）

1月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

4月26日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月9日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月25日、中6週で迎えた7戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクライムエンジェルを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた8戦目は、塩津璃菜騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド園田第2戦（園田ダート1400m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアタリマエに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた9戦目は、荒神社ムクノキ7ハロン（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナムラバンチーに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

11月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、ネイビーズアフロ☆来場記念（園田ダート1400m 曇/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタガノヒモロギに約11馬身の大差をつけて3勝目をつかんだ。