オンザダブル（2019年生、母アイアムルビー）

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月15日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったナパージュケイクにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

1月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったウラヤにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

2月19日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のグランデに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイティソルジャーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

11月19日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、大久保友雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

4歳（2023年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4月23日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月3日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミルトハンターをハナ差振り切って3勝目を挙げた。

8月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの上越ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったイスラアネーロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上3勝クラスの妙見山ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（2戦2勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5歳（2024年）

2月3日、中8週で迎えた13戦目は、4歳以上3勝クラスの橿原ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、5着に終わった。

4月7日、中8週で迎えた14戦目は、4歳以上3勝クラスのやまびこステークス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。