アポロパックマン（2009年生、母ハイフレンドハント）

アポロパックマン（2009年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋プロボクサーのマニー・パッキャオの愛称より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアポロキングダム（当時6歳）と交配したハイフレンドハントが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は真壁信一。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月16日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2012年）

3月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

5月6日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したシャインブレイザーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクルージンミジーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月28日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隼人騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。16着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。