カシャッサ（2008年生、母パルフェアムール）

Cachaca

2008.05.02

カシャッサ（2008年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したパルフェアムールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方15戦1勝2着2回。2010年の金の鞍賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月24日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月10日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた4戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモカールを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、芋けんぴ完売御礼特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、タレントにクビ差交わされて2着となった。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、コマンダオーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉兼育康騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で倉兼育康騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で倉兼育康騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。