ノースシンゲキ（1993年生、母ミスライトニング）

ノースシンゲキ（1993年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時16歳）と交配したミスライトニングが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着5回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

9月16日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3歳（1996年）

6月1日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ラッキーに交わされて1馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、スパークトウショウに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

8月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、サクラフウジンオーに3/4馬身交わされて2着となった。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリアルブーケに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沢昭典騎手（7戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ミスターワイズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の里見特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢昭典騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャーミングハントに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の白根特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で沢昭典騎手（9戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4歳（1997年）

8月14日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、廣井真砂海騎手を鞍上に迎えて、守門特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、長月特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で廣井真砂海騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた14戦目は、青雲特別（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣井真砂海騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月5日、中0週で迎えた15戦目は、神無月特別（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で廣井真砂海騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月19日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、深秋特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣井真砂海騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた17戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣井真砂海騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、春日山特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で廣井真砂海騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、菅名岳特別（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で廣井真砂海騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月13日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で廣井真砂海騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1998年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で廣井真砂海騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた22戦目は、仲春特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で廣井真砂海騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた23戦目は、谷川岳特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で廣井真砂海騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、薫風特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で廣井真砂海騎手（12戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた25戦目は、晩春特別（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で廣井真砂海騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、水無月特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で廣井真砂海騎手（14戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、飯豊連峰特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で廣井真砂海騎手（15戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で廣井真砂海騎手（16戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた29戦目は、笠堀特別（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で廣井真砂海騎手（17戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた30戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で廣井真砂海騎手（18戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。