ワールドクロス（2001年生、母アイレスタイセイ）

World Cross

2001.05.20

ワールドクロス（2001年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界＋父名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時17歳）と交配したアイレスタイセイが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大成牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、服部新平によって420万円で落札された。

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月26日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3歳（2004年）

1月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3月14日、中6週で迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月28日、中5週で馬体重を前走から37kg増やして迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳F22（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦高宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F22（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦高宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦高宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた14戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松浦高宏騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松浦高宏騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C11-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。