レアグリフォン（2021年生、母レアドロップ）

レアグリフォン（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+上半身が鷲で下半身が獅子の伝説の生物グリフォン」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したレアドロップが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月24日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入った。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月24日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって最後はリトルラフターと並んで14着同着となった。

3歳（2024年）

1月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスパークルジョイを猛烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月9日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のミッキースピナッチに3馬身半の差をつけて制した。

7月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの噴火湾特別（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のサイレンスゴールドを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月11日、中4週で迎えた8戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。17頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。15着に敗れた。

11月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。