トーセンパピヨン（2008年生、母フライトオブエンジェルス）

トーセンパピヨン（2008年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋蝶（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したフライトオブエンジェルスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、島川隆哉によって3,255万円で落札された。

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月7日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、逃げるイケマドンナを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したマヒナにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3歳（2011年）

4月23日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。