フレンドリーサクレ（2007年生、母フレンドリーライン）

フレンドリーサクレ（2007年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時21歳）と交配したフレンドリーラインが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

香取和孝厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2010年）

3月19日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したミステリアスローズを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のセンゴクムシャをハナ差振り切って初白星を挙げた。

4月19日、中0週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月12日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で有年淳騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた10戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかえで特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月3日、中6週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は中村尚平騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったメジャープレンティに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。