プレゼント（2018年生、母レディーロックフォード）

プレゼント（2018年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「贈り物」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時15歳）と交配したレディーロックフォードが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2022年のさがけいば馬券女王決定戦TR×ウーマんチャンス(C2 17)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、下河辺行信によって669.6万円で落札された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

3歳（2021年）

2月4日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月15日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月16日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた10戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4歳（2022年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2月3日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったパピードッグにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で長尾翼玖騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた17戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた18戦目は、さがけいば馬券女王決定戦TR×ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のステラディウスを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた19戦目は、AKIさん来場記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、最後はウインパーチェと並んで3着同着となった。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた21戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた23戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた24戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月4日、中0週で迎えた25戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた26戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。