ニューゴーカイオー（2013年生、母イルバチオ）

ニューゴーカイオー（2013年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新豪快王」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時10歳）と交配したイルバチオが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月21日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

3歳（2016年）

4月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のサダクビアを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月20日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャンデリアケーブを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて2勝目を奪取した。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったコルディリエーラにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白百合特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったニシノラディアントにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた9戦目は、ニコニコプレミアムカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。