ギオンショウジャ（2013年生、母ラブリーランサム）

ギオンショウジャ（2013年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「祇園精舎」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時26歳）と交配したラブリーランサムが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦6勝2着9回。主な勝ち鞍は2018年の一般B11 C3。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月13日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

7月15日、中9週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた5戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月16日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ルエールダルジャンに交わされて3馬身差の2着となった。

9月26日、中0週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、コパハマッテルゼに交わされて1馬身差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで懸命に走り抜いたが、アンバーナイトに交わされて5馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジュエリーデイズに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月29日、中2週で迎えた13戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマニンゲイナーに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2017年）

1月12日、中1週で迎えた14戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた15戦目は、若草特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C16 19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミツアキヒボタンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオカミサンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ペガサスバローズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、陽奈望小学校卒業おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のサンデリアーナを3/4馬身振り切って3勝目を奪取した。

4月28日、中2週で迎えた21戦目は、花水木特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井友彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉井友彦騎手（14戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のジャストパラダイスに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月2日、中2週で迎えた23戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井友彦騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた24戦目は、神尾平くん結婚おめでとう（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井友彦騎手（16戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井友彦騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井友彦騎手（18戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた27戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（19戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（20戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた30戦目は、笠松競馬を応援します記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったスマートバーベナにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月18日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（21戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた32戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（22戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ミツアキヒボタンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（23戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

5歳（2018年）

1月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（24戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（25戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のカルマクイーンをアタマ差振り切って制した。

2月5日、中1週で迎えた36戦目は、春菊賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（26戦4勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般B11 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のカルマクイーンをクビ差振り切って勝利をモノにする

3月7日、中1週で迎えた38戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（27戦4勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた39戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（28戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた41戦目は、花梨賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（29戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた42戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（30戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。