タガノリュウオー（1993年生、母ウインターワーズ）

タガノリュウオー（1993年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャロルハウス（当時8歳）と交配したウインターワーズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は土井牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

6月9日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサムソンブレンディに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1997年）

5月10日、約8か月半の休み明けで迎えた7戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の粟島特別（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、アイリスジャポニカに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

9月6日、中7週で迎えた11戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5歳（1998年）

3月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で細江純子騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月4日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、風神賞（足利ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3 C1（足利ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた22戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、風神賞（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。