フサイチバナナ（1996年生、母Fancy Choice）

Fusaichi Banana

1996.03.01

フサイチバナナ（1996年3月1日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のRed Ransom（当時9歳）と交配したFancy Choiceが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地12戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

11月7日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3歳（1999年）

4月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月11日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で上村洋行騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上村洋行騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で上村洋行騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

9月18日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で上村洋行騎手（8戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ オレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。