テイエムフラワー（1985年生、母テンザンロマン）

T.M.Flower

1985.05.14

テイエムフラワー（1985年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時8歳）と交配したテンザンロマンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は伊東 政清。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

8月23日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は416kg。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた2戦目は、2歳オープンの九州産3歳特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、柴田政見騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、柴田利秋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

3歳（1988年）

1月31日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、桜井誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。