スプリングミラクル（2001年生、母ダイカツオパール）

スプリングミラクル（2001年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時8歳）と交配したダイカツオパールが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C5ニ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村俊紀から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、加藤春夫によって262.5万円で落札された。

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月23日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（2004年）

1月14日、中4週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

4月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

6月20日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月5日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、一般D4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチーフガールから1馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般D4-2（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネサクラに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月7日、中7週で迎えた15戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた17戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

5歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。