シンボリティアラ（2015年生、母エニシノイト）

シンボリティアラ（2015年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋装飾品の一つ」。毛色は芦毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時11歳）と交配したエニシノイトが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は増本良孝。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本良孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、シンボリ牧場によって572.4万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月8日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月29日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、アヴィオールに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のファーベライトを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグラドゥアーレをハナ差振り切って2勝目を掴み取った。

11月24日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。