スウィートマミーナ（2001年生、母カトリクイン）

スウィートマミーナ（2001年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時14歳）と交配したカトリクインが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、地方22戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の葛飾区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

阪本泰之厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2004年）

1月10日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたシーズアトムボイ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、タカオイーグルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプロスパークリークにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のすみれ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングアリダーに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2005年）

1月21日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のブラックホルダーを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

2月2日、中1週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヒノモトフジに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月8日、中6週で迎えた14戦目は、一般C1九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（6戦3勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5月27日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、葛飾区特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く粘り込んで、最後は2着のダンタイアップをクビ差振り切って制した。

8月11日、中4週で迎えた19戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（11戦4勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた20戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のくじら座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2006年）

2月27日、約6か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（12戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。