サウスウィンド（1998年生、母ナンブナイルブルー）

サウスウィンド（1998年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時14歳）と交配したナンブナイルブルーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長田牧場。戦績は、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

福島幸広厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2000年）

8月20日、デビュー戦は西村栄喜騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイラブに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツミカドから約13馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月8日、中2週で迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のヤングチャンピオンステップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のもみじ特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのヤングチャンピオン（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。0着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた13戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パワフルスピードに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中4週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は新原健伸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。