リーガルマナー（2017年生、母エレガントマナー）

リーガルマナー（2017年2月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「(王者のように)堂々とした態度」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時9歳）と交配したエレガントマナーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地15戦1勝、中央障害10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2020年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月20日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴェラアズールに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月14日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

4歳（2021年）

2月28日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラスの鳥栖特別（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

5月1日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラスの姫川特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

8月22日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月9日、中6週で迎えた12戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの朝日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

11月20日、中5週で迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。

5歳（2022年）

1月16日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

2月26日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラスの合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に57kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウアルトからアタマ差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小牧加矢太騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月20日、中9週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小牧加矢太騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサハヤニースから約22馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小牧加矢太騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた20戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のランドフェニックスに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

6歳（2023年）

1月21日、中6週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月6日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7月8日、中8週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月28日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内雨/重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

2023年11月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。