キングブリーズ（2002年生、母ダイリンズデライト）

キングブリーズ（2002年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王＋そよ風」。毛色は鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時11歳）と交配したダイリンズデライトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の一般D1-2。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月12日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

3月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

4歳（2006年）

5月17日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフライムユリアを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中9週で迎えた6戦目は、メルカル特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、帯広バーベキュー祭り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、JBCカウントダウン70（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5歳（2007年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた16戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた18戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待第1戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

4月17日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。