ホシノペンタゴン（2001年生、母La Cumbre）

Hoshino Pentagon

2001.05.08

ホシノペンタゴン（2001年5月8日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋米国国防省」。毛色は鹿毛。種牡馬のGrand Slam（当時6歳）と交配したLa Cumbreが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月7日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は562kg。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルクストレインに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下の山桜賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

5歳（2006年）

2月19日、約22か月の休み明けで迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

3月25日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6月24日、中5週で迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6歳（2007年）

1月27日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では伸びを欠き18着に終わった。