セピアフォトグラフ（2012年生、母ラスティックフレイム）

セピアフォトグラフ（2012年1月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時12歳）と交配したラスティックフレイムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方23戦3勝。主な勝ち鞍は2015年の夕凪特別。

経歴

デビュー前

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2014年）

6月20日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は491kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユウユウムサシに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のフリオーソレジェンドカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3歳（2015年）

1月13日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた5戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた7戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のレッツゴーブルーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月17日、中8週で迎えた8戦目は、3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の夕凪特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るジルベルトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝

7月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた12戦目は、紅葉賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた13戦目は、爽秋賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、道志川特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦2勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた15戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月18日、中5週で迎えた17戦目は、ロウバイ賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた18戦目は、高麗郡建郡1300年記念賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

2月15日、中1週で迎えた19戦目は、猫柳賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた20戦目は、リビングふなばしならしの杯（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、ジェミニ賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた23戦目は、カラオケりえちゃん長年のご愛顧感謝賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。