エレガントウインク（2021年生、母ロイヤルマリー）

エレガントウインク（2021年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「優雅な、上品な+ウインク」。毛色は青鹿毛。種牡馬のレッドファルクス（当時10歳）と交配したロイヤルマリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年のカトレアデビュー。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

山田信大厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2023年）

12月1日、デビュー戦は篠谷葵騎手を鞍上に据えて、2歳戦のカトレアデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラウデンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るショコラブレッドを3/4馬身差し切って2勝目を獲得した。

3歳（2024年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のURAWAなでしこオープン（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

5月1日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦のフロックススプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で篠谷葵騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で篠谷葵騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月23日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、山本大翔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ウ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月29日、中4週で迎えた8戦目は、馬い!八丈青レモンを食べよう（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本大翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4歳（2025年）

1月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた16戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したスギノマジェスティを差し切れず、1馬身半差の2着となった。