シゲルタイ（2013年生、母ワードパワー）

シゲルタイ（2013年2月24日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋魚名『鯛（タイ）』」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時10歳）と交配したワードパワーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2 47。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、タイヘイ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって453.6万円で落札された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月27日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって17着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（2016年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

6月11日、中9週で迎えた7戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた8戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシャウティに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエピックフィリーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカシノマオウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 47（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（12戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた24戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

2月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、クリノリュウイーソに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 47（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンドメサージュに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月12日、連闘で迎えた27戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。