ダンストングロウス（2001年生、母ポツプアート）

ダンストングロウス（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時9歳）と交配したポツプアートが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方19戦4勝2着1回。2003年の若駒賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマキマジックをハナ差制して初勝利を挙げた。

7月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマルダイオーから3馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた6戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月8日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた7戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、2歳A1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリダニッポンに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月31日、中2週で迎えた9戦目は、2歳A1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエメラルユーキをクビ差制して3勝目をつかんだ。

3歳（2004年）

8月23日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月13日、連闘で馬体重を前走から13kg戻して迎えた12戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェムスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月24日、中2週で迎えた17戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2005年）

2月16日、中7週で迎えた18戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月21日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。