パドマ（2021年生、母マチャプチャレ）

Padma

2021.03.27

パドマ（2021年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「蓮の花(サンスクリット)。花言葉は清らかな心」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時8歳）と交配したマチャプチャレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はチェスナットファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月24日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサナダに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したロードフロンティアを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月3日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月1日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤祥太騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエスカルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤祥太騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月18日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で加藤祥太騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリノオリーブに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月20日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの妙高特別（新潟ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で加藤祥太騎手（6戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。