サイレントロイヤル（2008年生、母ダンスエターナル）

サイレントロイヤル（2008年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時11歳）と交配したダンスエターナルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、地方34戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のホープフル。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日西牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、道地房男によって945万円で落札された。

佐藤祐司厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2010年）

10月10日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は445kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月17日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセリトスガッテンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のリベラルウエイを半馬身振り切って2勝目を奪取した。

3歳（2011年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したエクレアローズを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

8月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（10戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月15日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で酒井忍騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2012年）

1月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十五十六十七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で酒井忍騎手（13戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた22戦目は、ナカムラ☆マサヒトリスタート記念（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、林・村田・臼田昇任皆さんのおかげ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

6月15日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ラヴァリーデファーに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

9月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月19日、中5週で迎えた29戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で拜原靖之騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた31戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般B2七（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた32戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B2八（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5歳（2013年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、永岡蘇民祭レース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg絞って迎えた34戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。