ストロングサム（2009年生、母タイキコメット）

ストロングサム（2009年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時8歳）と交配したタイキコメットが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方14戦2勝2着1回。2011年のヤングチャレンジカップ2で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、橋本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、寺井文秀によって31.5万円で落札された。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

6月2日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は412kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月8日、中1週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったテイクザクラウンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエクランナクレを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（8戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンカノケンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（9戦2勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（10戦2勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3歳（2012年）

3月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。