スタートアップ（2015年生、母アスタラビクトリア）

スタートアップ（2015年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「勝利に向かって、動き始める」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時9歳）と交配したアスタラビクトリアが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

6歳のとき、社台ブラッドメアから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、ラッキー牧場によって220万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

3月11日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5月12日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったホクセンジョウオーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7月14日、中4週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。