アカリロマンス（1983年生、母チョウコーピート）

Akari Romance

1983.04.19

アカリロマンス（1983年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンザン（当時22歳）と交配したチョウコーピートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、中央平地11戦2勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

7月6日、デビュー戦は4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。鞍上は田島良保騎手。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

7月20日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月10日、4歳未勝利（函館芝1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松永幹夫騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月24日、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月14日、4歳未勝利（函館芝1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松永幹夫騎手。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスバルシローに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

10月18日、4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

11月1日、4歳以上400万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は国兼正浩騎手。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

11月15日、4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国兼正浩騎手。13頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月7日、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安達昭夫騎手。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

12月14日、4歳以上400万下（中京芝1800m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は林満明騎手。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のステルスを半馬身振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

4歳（1987年）

1月10日、5歳以上900万下の新春特別（京都芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は音無秀孝騎手。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。