ヤマニンアウォーズ（2014年生、母ヤマニンアルシオン）

ヤマニンアウォーズ（2014年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋受賞する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したヤマニンアルシオンが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。主な勝ち鞍は2018年の一般C2十二。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月4日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

3歳（2017年）

3月25日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月28日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月3日、中9週で迎えた4戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず17着に終わった。

9月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

11月18日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2018年）

3月21日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアマゾンチャックに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた14戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンドグロッソをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

5歳（2019年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。