カラーチャージ（2005年生、母ブラッシングストーム）

カラーチャージ（2005年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「色荷。ゲージ粒子のやりとりで生じる『強い力』の源」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時20歳）と交配したブラッシングストームが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着3回、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、谷川牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、池谷誠一によって3,885万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

6月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月6日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、逃げるシリコンフォレストに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月28日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のストロングジャックをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

10月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4歳（2009年）

4月4日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

6月7日、中8週で迎えた7戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5歳（2010年）

1月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

1月17日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したシャーズブルーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したマジックモーメントにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月10日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6歳（2011年）

1月23日、約9か月半の休み明けで迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

8月11日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユウターフラッシュを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

9月1日、中2週で迎えた15戦目は、ほととぎす賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。