フジノカガヤキ（1986年生、母クインヤマト）

1986.04.01

フジノカガヤキ（1986年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のアローインペリアル（当時10歳）と交配したクインヤマトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本田 武雄。戦績は、地方13戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年のあさがお賞(B3)。

経歴

デビュー前

近藤襄厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1988年）

6月13日、デビュー戦は野田幸雄騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレデイータイソンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野田幸雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエホーオンをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

3歳（1989年）

5月30日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエムテンタに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月11日、中5週で迎えた4戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、曽々木賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイミートスカイに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、サードニックス（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松田由之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンコーマイヤーに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、あさがお賞（金沢ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスターダイシンに5馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

8月21日、中1週で迎えた7戦目は、アメジスト（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルセンハクサンに4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、オパール（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアローワカザクラに3/4馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

9月17日、中1週で迎えた9戦目は、オパール（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセンシンスカールに1馬身半の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、ルビー（金沢ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカエイスターに1馬身半の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、ルビー（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモラツキーから半馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のアラブ大賞典（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモラツキーから半馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、ルビー（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。