セントパーシア（1991年生、母スイートブレスト）

セントパーシア（1991年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時13歳）と交配したスイートブレストが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月6日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

1月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイゴウマイオールを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で高橋明騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋明騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下の山藤賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は高橋明騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋明騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月14日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋明騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4歳（1995年）

4月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋明騎手（10戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は高橋明騎手（11戦1勝）。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（13戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月30日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノダイドウに8馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエースアブニールに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

12月10日、中3週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。