シガール（2015年生、母アナンダ）

シガール（2015年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「セミ（仏）。フランスの幸福の象徴のひとつ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時9歳）と交配したアナンダが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エバグリーンセールスコンサインメントから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルースターズファームによって151.2万円で落札された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

7月9日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月16日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

10月21日、中4週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

12月28日、中9週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

3歳（2018年）

1月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた9戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた12戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ミヤコスマイルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の菅原健治還暦祝い（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジューンシェイカーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた16戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の永浜博文様還暦おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。