ルビーコスモス（1992年生、母ナイスフィーリング）

ルビーコスモス（1992年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時18歳）と交配したナイスフィーリングが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、中央平地35戦2勝2着3回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

7月16日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたマイネルファイン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月18日、中5週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったサマニウイングに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（1995年）

1月28日、中9週で迎えた8戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

2月19日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のノヴァオンワードをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月29日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下のわらび賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1600m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた16戦目は、4歳500万下（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林久晃騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で小林久晃騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアグネスポラリスに1馬身1/4の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（1996年）

1月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の火の山特別（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた20戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’96セレブレイションカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

8月11日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の幕張特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた23戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上はD.ホランド騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の栃尾特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

11月24日、中7週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた27戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5歳（1997年）

1月26日、中5週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（8戦2勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月1日、連闘で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（9戦2勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた31戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた32戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

4月20日、中3週で迎えた33戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したターフソネットに半馬身届かず2着となった。

5月4日、中1週で迎えた34戦目は、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた35戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた36戦目は、マルチトップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた38戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた39戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた40戦目は、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。