イワサンライン（1985年生、母ダテノエース）

イワサンライン（1985年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時18歳）と交配したダテノエースが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）越湖牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方23戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

3月26日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハーバーハーディに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月11日、中8週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下の小樽特別（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下の噴火湾特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で玉井智光騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で玉井智光騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた7戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

5歳（1990年）

3月17日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（7戦1勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は増沢末夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

10月6日、中7週で迎えた16戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセイランドから4馬身差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノミラーからアタマ差の2着となった。

6歳（1991年）

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒナタノハイセイコに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

5月20日、中2週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で畠山信一騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で畠山信一騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーサバンナに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で畠山信一騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた27戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で畠山信一騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で畠山信一騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で畠山信一騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、A.シーフェルド騎手を鞍上に迎えて、クィーンジョッキーシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイドーウイングスに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。

10月7日、中2週で迎えた31戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、荒尾騎手招待（水沢ダート1900m 小雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシヨウバードから1馬身半差の2着となった。

7歳（1992年）

9月7日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた33戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた34戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた35戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた36戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。