ミヤギスター（1983年生、母スガスター）

ミヤギスター（1983年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のカウアイキング（当時20歳）と交配したスガスターが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）福田牧場。戦績は、中央平地17戦2勝2着1回、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

秋山史郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。鞍上は岡山定夫騎手。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3月1日、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月23日、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

4月12日、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月15日、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったペガサスターフを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月29日、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のダイナグラスをハナ差振り切って勝利を決めた。

7月19日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

8月3日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

10月12日、4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

11月1日、4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は石塚信広騎手。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4歳（1987年）

1月6日、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石塚信広騎手。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

2月1日、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石塚信広騎手。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のファイブフランスを半馬身振り切ってトップでゴールを走り抜けた。

3月1日、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石塚信広騎手。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3月29日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石塚信広騎手。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

4月12日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石塚信広騎手。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月4日、5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石塚信広騎手。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5歳（1988年）

5月11日、ぼたん特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は古市修二騎手。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月29日、一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古市修二騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1989年）

2月15日、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古市修二騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月28日、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で古市修二騎手。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月27日、一般B1（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古市修二騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月4日、えびね特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古市修二騎手。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月18日、山吹特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。