ダノンホイットニー（2021年生、母ダノンチェリー）

Danon Whitney

2021.03.04

ダノンホイットニー（2021年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+山の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーロケット（当時8歳）と交配したダノンチェリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月28日、デビュー戦はB.ムルザバエフ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったニュージーズにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

3歳（2024年）

5月4日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったカリーニョにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフォティーゾをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月23日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のズイウンゴサイを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

4歳（2025年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの箱根特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月1日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの青嵐賞（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月11日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの陣馬特別（東京芝2400m 雨/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミントマークをアタマ差振り切って久々の一戦をモノにした。

11月22日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上3勝クラスの比叡ステークス（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦2勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。