ウイルグンダン（1986年生、母ヒメタカブ）
Will Gundan
1986.05.15
ウイルグンダン（1986年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソロン（当時26歳）と交配したヒメタカブが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地19戦2勝2着3回、地方29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の常陸特別(900万下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
清水利章厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
8月19日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
9月23日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったメジロサンフランに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
10月14日、中2週で迎えた3戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったカストルボーイに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
11月4日、中2週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグッドラックボーイに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
4歳（1990年）
2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
3月4日、中2週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山芝1800m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のインターセレクトをハナ差振り切って2勝目を手に入れた。
4月14日、中5週で迎えた8戦目は、ハンデ戦のサンシャインステークス（中山芝2500m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。
5月19日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の府中ステークス（東京芝1600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
7月15日、中7週で迎えた10戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝2000m 外回り 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したアンバージョウオーにアタマ差届かず2着となった。
7月29日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
8月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
9月23日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の犬吠埼特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。
11月3日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。
12月9日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（中山芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。
5歳（1991年）
5月11日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた17戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’91ダービージョッキーズステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
7月14日、中6週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。
8月3日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
9月23日、中6週で迎えた20戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、フエニックス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンユウダンサーに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
10月6日、中1週で迎えた21戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月27日、中2週で迎えた22戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた23戦目は、北国王冠（金沢ダート2300m 雨/不良）に出走。鞍上は本忠司騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた24戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月17日、中2週で迎えた25戦目は、フエニックス特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は平床良博騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（1992年）
4月13日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、フエニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた27戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた28戦目は、JTB賞（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月14日、中1週で迎えた30戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（1993年）
4月13日、約4か月の休養明けで迎えた31戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月10日、中3週で迎えた32戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた33戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた34戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた35戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた36戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月2日、中3週で迎えた37戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた38戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は今治宏信騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた39戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた40戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月27日、中1週で迎えた41戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャストイメージから半馬身差の2着となった。
10月11日、中1週で迎えた42戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今治宏信騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた43戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今治宏信騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今治宏信騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月7日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた45戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で今治宏信騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
8歳（1994年）
4月11日、約4か月の休み明けで迎えた46戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今治宏信騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた47戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今治宏信騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた48戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今治宏信騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。